玄関の内側と外側は、家屋の入り口であって、人の出入りが頻繁にあるだけに汚れやすくなっています。ゴミやホコリだけでなく、外からは昆虫も入って来やすい場所となっていますし、虫に悩まされることもありがちです。訪れる人が多いという場合には、つねに綺麗にしておきたいところです。掃除をしていく上での注意点はどのあたりにあるでしょうか。
玄関外では蜘蛛の巣に注意
玄関の外には街灯を取り付けているために、春から秋にかけては様々な種類の虫が常に寄ってくる場所です。玄関の構造によっては、外玄関の屋根の下というところは蜘蛛の巣が張りやすくなっています。そして地面に近い場所も、蜘蛛は巣を作ることがあります。ある日玄関の真正面に蜘蛛が巣を張って、顔や頭に蜘蛛の巣が張り付いてしまったという経験はないでしょうか。蜘蛛の巣は取り除いてもすぐに作りなおされるので、こまめに見ている必要があります。
蜘蛛は殺虫剤で駆除するということも、考えられるかもしれません。しかし蜘蛛は他の害虫を捉えてくれる益虫であるので、殺してしまうよりはこまめに掃除をしておくことを、考えてみても良いかもしれませんよ。
外灯は虫の死骸だらけなので注意
玄関の外で注意して見るべきなのは、玄関の明かり「外灯」です。蜘蛛が巣を作っていたり、他の昆虫の死骸が溜まっていることがあります。虫の死骸が溜まっている状況は、あまり好ましくありませんね。毎日チェックしておくことでしょう。外灯を一日中点灯させておくと、それだけ虫が寄ってくる時間を増やすことにもなります。外灯を付ける時間は夕方から夜までだけに限定してみるなど、点灯時間を短縮することで虫を寄せ付けない効果も得られることでしょう。
玄関に鉢植えを置くと昆虫だらけに
玄関にはよく鉢植えを置きますね。綺麗な花だったり、観葉植物などはありがちです。植物を置くと、必ず虫が寄ってくることになります。植木鉢やプランターの下はダンゴムシの住処になることがあります。枯れ葉を食べるだけなので、決して害虫ではないのですが、増えすぎて歩きまわって邪魔なこともあります。
近年は毒を持ったセアカゴケグモが、国内で生息範囲を広げているのが確認されています。怖い病気を媒介する昆虫はいくらでもいます。そんな昆虫は物陰を好んで潜んでいます。植木鉢やプランター、その他物を置いている場所の裏側や下側も、定期的に消毒したり掃除しておくのが宜しいでしょう。
玄関内部の床にゴミがたまりやすいし蜘蛛の巣ができやすい
玄関の内部は、家屋内のゴミやホコリ、外からのゴミやホコリが集まってきて貯まる場所です。1週間も放置していると、それらがどっさりと溜まっているのが分かります。ホウキで掃き掃除をするだけでも、見た目は全く違ってきます。
玄関の床の上に、靴をずっと置きっぱなしにしていると、靴がホコリだらけになっていることがありませんか。玄関内も蜘蛛の巣が出来やすい場所です。蜘蛛の巣は室内のホコリをくっつけて、ホコリの塊のような姿になります。こうした普段は気づかないような場所を、適度にチェックしておくことが必要ではないでしょうか。
時には洗剤を使った掃除も
玄関にはダニが増えたりすることもあります。ダニはペットや人間に食いつくことがあります。ダニの駆除のためにも、洗剤で玄関の床掃除をしたほうがいいかもしれませんよ。そうすることで人間とペットを守れるとすれば、たまには行っておくべきでしょう。洗剤はダニ駆除用のものでも良いですし、普通の洗剤でも構いません。天然成分のものはアレルギーも出ないし、外に洗剤の水を流しても植物を枯らす恐れが少ないので、おすすめです。
この記事へのコメントはありません。