日清カップヌードルが最初に発表されたのは1971年のことでした。それ以来ずっと手軽な食べ物として、時には主食として、世界中で食べられるようになっています。以前に比較してカップヌードルは変わっていないところと、進化しているところがあります。一体なにが違っているのかを探ってみましょう。
カップヌードルの味
カップヌードルの発売当初からのオリジナルはしょうゆ味です。味は全く変わっていないと言われていますが、中身の具が変更されているなど、微妙に変わっているところもあります。そしてシーフード、カレーといったおなじみの味の他に、最近新しい種類が登場しています。「ベジータ・ソテー風キャベツ&ベーコン味」は、その名が示す通りに野菜が多く入っているタイプです。野菜の栄養や食物繊維を多く摂りたいという、健康志向な人向けになっていると言えます。ドラゴンボールの主要キャラクターであるベジータがイメージキャラクターになっています。
チリトマト、チーズトマト、トムヤムクンなど、新しい味が次々登場しています。最新のものはレッドシーフードヌードルです。年々新しい味が登場していて、毎回違った味を試してみる楽しさもあります。またカップヌードルには「ライト」が発売されていて、通常のカップヌードルとは違った味がありますが、これについては後述します。
BIG
カップヌードルにはBIGという種類があるのをご存知だと思いますが、こちらは量が多くなっているのでお腹いっぱい食べることを希望する人には向いています。または購入して複数人で分けるということもできます。
以前と容器変わっているカップヌードル
カップヌードルの容器に注目してみましょう。以前はカップヌードルの容器にポリスチレンが用いられていました。環境ホルモン物質が溶け出すとして問題視されていたのは、覚えている方も多いでしょう。現在は環境ホルモン物質の話題は全く耳にしませんが、これはカップヌードルの容器の材質が改善されたことによります。カップヌードルの容器は紙で作ったものに変更されているので、アレルギーを抑えるなど、健康に害を与えることがなくなっています。
カップヌードル「ライト」は何が違うのか?
カップヌードルはライトを好んでいる人もいます。これは油を使用せず、小麦の代用として食物繊維を豊富に含む製法によって、通常のカップヌードルよりカロリーを大幅に減らしているタイプです。通常より大幅に少ないカロリーで、1食あたり198kcalとなっています。内容量が少なめということになりますが、スープの量はほとんど変わることはありません。ダイエットを志す人向けといえます。
ライトには、しょうゆ、シーフード、カレー、トマトなどありましたが、最近になりラタトゥイユ味とバーニャカウダー味が登場しています。どんな味なのか、馴染みが無いので想像することができませんが、一度試してみてはいかがでしょう。
詰め替え用リフィル
カップヌードルには詰め替え用が存在しています。洗うと何度でも使えるマイヌードルカップ付きです。これを使わずとも、たとえばマグカップに詰め替え用のヌードルと具を入れて、カップヌードルが作れてしまうというわけなのです。1食あたりの料金を安い値段にできるのも特徴です。かさばることがないのでお出かけの時に持って行って利用するなどの用途は考えられます。
カップヌードルごはんとは
カップヌードルのつゆが美味しいと感じている人は多く、以前から麺を食べたあとのつゆにごはんを入れて食べるという人もいました。このアイディアが商品化されているのが、カップヌードルごはんです。水を入れて電子レンジで加熱することで調理することができて人気があります。
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