普段、疑いもなく使っているアレやコレ。モノによっては上下逆さまに使ったほうが良い結果をもたらします。すぐに使える実用的なものから、ちょっとしたコツなどをご紹介!
目次
身の回りで便利な上下逆さま。
長袖やパーカー、シャツなどを洗濯した後は、上下逆さまで干したほうが乾きやすい。
パーカーなどフード付きの服や長袖は、ハンガーで干さずに洗濯バサミで裾を挟み、上下を逆にして干すことで、袖やフードの重なっている部分・パーカーの裏など乾きにくい部分がよく乾くようになります。
また、糊付けしたシャツなどを逆さまに干すことで、洗濯物の重さが直接伝わりシワになりにくく、自然に襟やカフスの部分に糊が下がるため、乾いたあとのアイロンがけが楽になります。この際、襟をきちんと立てておくことがポイントです。
タブレットの充電時には上下逆さまに使う。
「タブレットの充電が切れそう…だけど今使いたい」というとき、充電をしながら操作することになりますが、端子がタブレットの下部に付いている機種の場合には充電コードが邪魔になります。
そんなときは、タブレットの上下を逆さまにすると便利です。標準機能でも、デバイスの向きによって画面を回転させる設定にすることができますし、画面を上下逆さまに表示するアプリなどを利用しても良いでしょう。タブレットスタンドなどにも乗せやすくなり、充電コードも傷みませんのでオススメです。
食べ物で便利な上下逆さま。
シュークリームは上下逆さまに食べると中身がこぼれにくい。
シュークリームを食べている時、中身があふれてしまった経験はありませんか?上下逆さまに食べることで、こぼすことなく食べられます。
シュークリームの底面の生地は他の箇所に比べ、比較的固く作られています。その生地を上側にすることで、上からクリームを押さえつける形になり、クリームがあらぬ方向へ溢れ出ることを防げます。また、空洞の部分にクリームを上手く収めることができるのも、中身がこぼれにくい理由の一つです。
上下逆さまでエクレアを美味しく食べる。
エクレアは逆さまにして食べた方が美味しいと紹介しているのは、モンテール社の社長です。モンテール社は、シュークリームをはじめロールケーキやクレープなどのチルド洋菓子を製造しており、同社の社長がオススメする食べ方ですので信ぴょう性があります。同社がテレビ番組「カンブリア宮殿」に取り上げられていた際に紹介されました。
逆さまにすることで、エクレアの上部に付いているチョコを舌に直接触れさせることができ、より美味しくエクレアの一体感を感じることができます。
上下逆さまで長持ちさせることができる食品。
開封してしまうと1週間から10日ほどしかもたないサワークリームやカッテージチーズは、容器の上下を逆さまにして冷蔵庫に保存すると少しだけ長持ちします。上下逆さまにすることで入れ物の上部に真空スペースを作り出し、バクテリアの増殖を抑えます。
注意する点としては、逆さにしても中身がこぼれない容器でなければこのワザは使えません。密封できる容器であることを確認してからお試しください。また、あくまでも効果は限定的であるため過信は厳禁です。
ストックしている缶飲料を上下逆さまで保存
お正月などに、まとめて買いこむことが多い缶飲料。ストックしている缶飲料は、上下逆さまに保存することで飲み口にほこりが付きにくくなります。
「おまけ」の上下逆さま。
絵を描くときの上下逆さま。
絵や写真などを模写してみても上手に描けず「絵心ないなぁ」とお嘆きの方にオススメなのは、お手本などのモチーフの上下を逆にして模写する方法です。逆さまにすることで先入観に囚われにくくなり、モチーフをより正確に見る効果が生まれます。また感覚を司るといわれている右脳が活性化するという説もあります。B・エドワーズの著書『脳の右側で描け』で紹介されている手法です。
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