誰しもが、最初は初心者からスタートしてDTMの操作をおぼえて、苦労しながら何週間もかけてやっと一曲作る、、、。という時期をすごした経験があると思います。DTMを始めた当初は、購入したDAWの付属の音源で楽曲制作をすませていても、曲づくりのスピードが上がってくると、CDの音源クオリティにもっともっと近づきたい!という思いが出てくるのがクリエーターというものです。
そんな思いをした時に、もう一段上のクオリティでトラックを製作したい場合に、一番最初に検討する必要のある音源は、間違いなくドラム音源です。
楽曲の要となるリズムのサウンドが一皮むけるだけで、楽曲の立体感が変わってきます。楽曲の軸のクオリティが変われば、他のパートの聞こえ方も変わってきて、結果的に楽曲全体の音作りへの影響が出てきます。そこで定評のあるドラム音源をいくつか紹介してみたいと思います
初心者からプロ思考まで対応可!EZ DRUMMER 2
お手軽な価格で、初めてのドラム音源を購入する際に非常におすすめなのが、EZ DRUMMER 2です。購入しやすい価格であるにもかかわらず、プロが楽曲制作で使用している人もいるぐらいのサウンドをならしてくれます。
8000以上にもおよぶ、ドラムフレーズのパターンが収録されているため、どうしてもリズムのアイデアが出てこない時にはとても便利で、自分のアイデアに無いドラムトラックが製作できます。
ヘビーメタルやジャズなどの様々な音楽ジャンルにマッチしたサウンドが拡張パックで販売されているので 、ひとつのドラムセットで満足いかない場合でも、楽曲制作の幅はぐんと広がります 。
音作りのしやすさとわかり易い操作性。Addictive Drums 2
Addictive Drums 2は実際にプロのドラマーが演奏したリズムパターンを多数収録していて、自分の楽曲にその演奏パターンを簡単に取り込んで活かすことができます。
音作りの面では、非常にわかりやすいインターフェイスが取られており、最初に立ち上げた時点で既にある程度が作りこまれているので、ドラムサウンドの作り込みが苦手な人でも、すぐに素晴らしいドラムサウンドをならすことができてしまいます。
エフェクターも多彩で、キック、スネア、ハイハットの3点はもちろん、シンバルやタムといった、各パートの音作りも思う存分に追い込むことができて、Addictive Drums 2の中だけで、音作りを完結させることが可能になっています。
実際に、プロのクリエーターが多く使っているドラム音源でもあるため 、テレビで毎日ながれてくるCMソングなどでも頻繁にそのサウンドを聞くことができるドラム音源になっています。
圧倒的なリアルサウンド!BFD3
圧倒的な超リアルドラムサウンドがほしければ、間違いなくこのBFD3を選択するべきです。155GBにもおよぶ大容量のドラムサンプルが収録されており、実際にスタジオで収録したようなリアルなドラムレコーディングを再現してくれるソフトウェアです。
音作りの幅が非常に自由度が高く、どんな楽曲にも自分の好みの音作りを追求することができます。
しかしその反面、初心者向きではなくて、中級者~上級者向けのドラム音源となっていることは否めません。使いこなすには時間を必要とするのは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。打ち込みくささのない、本物のようなバンドサウンドを再現した人には、間違いなくおすすめのドラム音源です。
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