小さなパソコンとよく表されることが多いタブレットは、今老若男女問わず様々なユーザーに使われていますが、一口にタブレットといってもiPad、Android、WindowsとそのOSはそれぞれです。
自分に合うタブレットを探すための条件は何でしょうか。
目次
デジタル生活のプラスアルファになるタブレット
タブレットは日常生活のなかでどういうふうに使われることが多いデバイスかというと、それは通話などが主なスマートフォンや文章作成やインターネットブラウジングが多いパソコンとは、また違った役割があるようです。
ビジネスマンには商談などのプレゼンテーションの一つの小道具として、また企画や資料などの文章の手直しに利用したり、またファミリー層ではアプリケーションで遊んだり映画やアニメを鑑賞したりと娯楽アイテムとして使用されています。
しかし、タブレットは今現在大きく分けて三種類のOSが主流となっています。
iPhoneなどを手がけるアップルが発売したiPad、そして検索エンジンでもお馴染みのグーグルが開発したAndroid搭載のタブレット、そしてパソコンでもトップシェアのWindows系のタブレットSurfaceです。
国内ではタブレット市場はiPadがリードしていますが、使い方によって不便便利は変わってきます。
それでは、それぞれのタブレットの特徴にはどんなものがあるのでしょうか。
使いやすさとiPhoneとの親和性が魅力的
まずiPadですがアップルならではのシンプルなデザインが魅力的で画面が大きいことも特徴となっています。
iCloudなどアップルのアカウントがある人やiPhoneユーザー、Macユーザーには操作性が簡単で、タブレット自体初めてというユーザーにとっても親切に設計されています。
iPadでは、アップルのアプリケーションストアで無料、または有料ダウンロードしたアプリケーションが利用できます。
AndroidやWindows用のアプリケーションは当然ながら利用できません。
また、最近ではアップルのiPadやiPhoneで使用できるWindowsのWord、Excel、PowerPointなどのアプリケーションが利用できるようになり、これまでオフィス文書の取り扱いに困っていたユーザーの不便を解消しています。
また、iPadはiPhone同様にセキュリティ対策がいらないといわれていますが、最近のアカウント乗っ取りなどの被害を完全になくすものではありませんが、WindowsやAndroidなどのOSに比べるとウイルス被害が少ないのが特徴となっています。
そのためiPadを選ぶのなら、MacやiPhoneを使用していると親和性があり使いやすくなるでしょう。
音楽配信に映画レンタルなどマルチな使い方ができるAndroid系
次にAndroid系のタブレットですが、グーグルが発売しているNexus以外にも家電メーカーがAndroid搭載のタブレットを発売しているため、その機種数はアップルやマイクロソフトを超えるものと思われます。
特にAndroidは、スマートフォンと共通のプラットフォームなためタブレットといっても8インチ程度のものや通話機能のあるもの、また10インチを超える機種も存在します。
また、多くの国内メーカーから発売されていることにより、赤外線通信機能や防水機能などケータイ同然の高付加価値なものもありバリエーションが豊富です。
Android搭載タブレットは、グーグルプレイよりアプリケーションをダウンロード可能ですが、一方アップルやWindows専用のアプリケーションは動作しません。
また、最近のAndroid系タブレットではフラッシュプレーヤーが非対応になったことから、ブラウザゲームがプレイできなくなりました。
そのため艦これや刀剣乱舞などをAndroid系タブレットでは遊べないので、それ目当てにタブレットを購入しようとするユーザーは注意したほうがいいかもしれません。
そのほかセキュリティ対策アプリケーションがインターネット接続をするのなら必要になるので、タブレット維持費も必要になるでしょう。
しかし、Android搭載タブレットの良さは多くのアプリケーションを使用できることといっていいでしょう。
オフィス系アプリケーションの充実もあるため、ビジネスマンにもメリットがあります。
またAndroidのアカウントは使用者が多く、メールだけでなく最近では定額制の音楽配信サービスも始まりましたし、映画のレンタルや電子書籍サービスなどマルチに展開していることから、エンターテインメントにとんだ使い方をするのなら、Android系タブレットに魅力があるかもしれません。
パソコン同様に使いたい時に重宝するWindows系
そしてSurfaceを始めとするWindowsタブレットですが、さすがマイクロソフトのタブレットなだけあって、ほとんどパソコンと変わりありません。
国内の家電メーカーからも発売されており、性能やスペックも価格もそれぞれ展開されています。
タッチパネルでの操作が主体のパソコンという位置づけがふさわしいのかもしれませんが、タブレットだとパソコンよりメモリやスペックが小さかったり低いことがあるので、インターネットブラウジングなどの軽い操作ではもたつきはしませんが、重いソフトウェアなどを動作させるとフリーズすることもあるので、動画編集やオンラインゲームをするというユーザーはWindowsタブレットの性能に注目してから購入するといいでしょう。
Windowsタブレットのいいところは、オフィスが入っている場合はWordやExcelなどがすぐに使えるところですし、オフィスが入っていなくてもメモ帳は使うことができるので文書を作成する機会が多いビジネスマンに有利なタブレットといえるでしょう。
また、Windows用のソフトウェアをインストールできるので、パソコンと同様の使い方をしたいユーザーには打ってつけです。
デメリットは、セキュリティ対策が必要ということとタブレットの性能により使いやすさは変わってくるということです。
そのためWindowsタブレットを使いたいユーザーは自分がやりたいことを決めてから、スペックや価格と相談するといいかもしれません。
タブレットは日常生活をパソコンより身近に、スマートフォンより画面が大きく快適にしてくれるものなので、自分の暮らしや使い方に合わせてOSを選ぶといいでしょう。
この記事へのコメントはありません。