靴の脱いだ時に、ぷうんと臭ってくる何とも言えない嫌な臭い。自分の足が臭っているんだ、とわかったときはショックですよね。そんな臭いの原因と対処方法について述べたいと思います。
足の臭いの原因
足の裏は汗腺が多く、毎日コップ一杯程度の汗をかくと言われています。汗をかいたままにしておくと、雑菌が古い角質などの成分を分解し、そのときにイソ吉草酸というものを発生させます。これが嫌な臭いの原因です。一日中靴を履いている足は当然蒸れますが、蒸れると一層雑菌が繁殖し、臭いが増します。
臭いを抑えるにはまずは清潔に
できるなら日中に靴下を履き替えましょう。その際、汗を拭き取り、消臭スプレーや制汗剤使って臭いを抑えるようにします。
お風呂では足の指の間、くるぶしまでしっかり洗います。爪の間の垢も臭いの元になりますので、爪はこまめに切っておきます。
靴のメンテナンスも大事
毎日同じ靴を履いていたら、いくら足を清潔にしても臭いはとれません。靴は3足は用意し、一日履いた靴は消臭スプレーして日陰干しし、乾燥させましょう。そして2日は休ませます。
靴下について
臭い対策に一番いいのは五本指の靴下です。指を一本づつ包んでくれるので、汗を吸い取り、臭いを抑えてくれます。綿は汗を吸い取りますが蒸れますので、素材は綿混がいいでしょう。ストッキングを履く場合はデオドラント効果のあるものを選びましょう。
どうしても臭いが消えない場合
洗っても足の臭いが消えないときは、洗面器にお湯と重曹を大さじ1~2杯入れ、足湯をしてみてください。重曹の弱アルカリ性が酸性のイソ吉草酸を中和し、臭いを消してくれます。
また、ミョウバン水も効果的です。空のペットボトルに500mlの水道水を入れ、ミョウバン15gを入れて蓋をし、軽く振ります。2~3日おいて白く濁った水が透明になったら出来上がりです。スプレーボトルなどに入れかえて使いましょう。肌につけるものなので一か月を目安に使い切るようにしましょう。
この記事へのコメントはありません。