薄桜鬼やうたプリなどに代表されるように乙女ゲームのアニメ化作品は多いですが、その中でも異色の乙女ゲーム系のアニメといわれるのがBROTHERS CONFLICTです。
2016年にPSVITA移植も決まるほど人気のあるブラコンの魅力に迫っていきます。

ヒーローは13人の兄弟たち

舞台は吉祥寺の街で、父親の再婚により突然血の繋がっていない兄弟たちと暮らし始めることになったことから始まります。
ヒロインの絵麻は、その兄弟たちの暮らすマンションへ引っ越すことになりますが、来てみてびっくりしたのは何と兄弟の人数が多いということです。
13人兄弟たちと暮らすことになった絵麻は、戸惑いながらも家族ができたことの喜びと兄弟たちから想いを寄せられることに悩みながらも成長していきます。

原作は漫画感覚に近いビジュアルノベル

BROTHERS CONFLICTはオリジナルアニメではなくて、元々原作がありそこから乙女ゲーム化したりメディアを広げています。
BROTHERS CONFLICTは漫画のようにイラストがたくさんあるビジュアルノベルというもので月刊シルフに連載されていました。
イラストレーターにはウダジョさんを起用して、原案には叶瀬あつこさん、そしてシナリオにはディアラバでお馴染みのやまだ侑見さん、水野隆志さんが務めています。
読みやすい短い文章ときれいなイラストが豊富の原作は、2ndシリーズも併せて全12巻もある人気シリーズです。

人気声優揃いのキャスティング

BROTHERS CONFLICTではその恋愛対象である13人の兄弟たちを演じる豪華声優にも注目が集まりました。
メインヒーローには、桜蘭高校ホスト部の光役で今作の五男、椿と同じように双子の兄に声をあてる鈴村健一さん、椿の一卵性の弟の梓には落ち着いた演技に定評のある鳥海浩輔さんが起用されています。
また他には、黒執事のセバスチャン役で人気のある小野大輔さんや、暁のヨナのハクでもお馴染みの前野智昭さんらがキャスティングされています。

ジャニーズばりに踊るエンディングも注目

BROTHERS CONFLICTで特に注目なのは毎回流れるエンディングシーンでの、13人の兄弟たちの華麗なるダンスシーンです。
曲の14to1は朝日奈兄弟と絵麻のペットジュリにより歌われていて、また見応えあるダンスはジャニーズなども手がけている人気振付師により考案されて、およそ2分に及ぶエンディングシーンはCGなしで作られています。
キャラクターそれぞれの個性もでるエンディングまで見所が詰まっています