アナと雪の女王のブームにもよって、日本でも定着してきたミュージカルアニメですが、2015年は和製ミュージカルアニメ元年ともいわれています。
その一つであるアニメスタミュは、ミュージカルアニメブームを継承できるのでしょうか。
舞台は高校のミュージカル学科
スタミュでは、中学時代にミュージカルを好きになるきっかけをもらった憧れの人を目指すために星谷悠太が高校入学をするところから始まります。
星谷は、ミュージカルを好きというよりも歌うこと、それに踊ることが大好きというだけで、ほかの生徒よりミュージカルのスキルがあるわけでもありません。
けれどミュージカルに対する情熱や学ぶ姿勢は人一倍で、彼のことを認めていない同じミュージカル学科生徒たちにも少しずつ影響を与えていきます。
同じミュージカル学科の中でも華桜会のメンバーが選出するスター枠に、自由な才能を認める鳳樹によりすくい上げられた星谷たちチーム鳳は、スターオブスターといわれるチーム柊やそのほかのチームとミュージカルにより切磋琢磨していきます。
歌に自信がある声優が豪華出演
スタミュはミュージカルアニメなので1話の中にミュージカルが最低1回は登場してきます。
CGを使わずすべて手書きのミュージカルシーンはきれいの一言につきますが、そのシーンを魅力的にする声優たちにも注目です。
主人公の星谷を演じるのは花江夏樹さんで若手声優としてメインを張ることも増えている一人ですが、花江さんは元々動画サイトなどで人気のある歌い手として活動していたこともあり、その歌唱力も抜群です。
伸びやかで柔らかな歌声が印象的です。
また花江さんのほかにもスタミュはオーディションを経て選出されたキャスティングのため歌唱能力は実力派揃いです。
チーム鳳では、那雪透役にはハリー・ポッターの日本語版声優を務めた小野賢章さん、月皇海斗役には初メインキャラも安定した歌声のランズベリーアーサーさん、そして歌声に定評のある細谷佳正さん、前野智昭さんなども起用されています。
またチーム柊には、岡本信彦さん、KENNさんなどルックスも兼ねた実力派声優、そして華桜会にはうたプリでもお馴染みの諏訪部順一さんや鳥海浩輔さんもキャスティングされています。
ミュージカルシーンを盛り上げる歌にも注目
スタミュのミュージカルシーンに採用されている歌は、すべてオリジナルソングでこのアニメのために詩も曲も書き下ろされています。
ほとんどの歌の作詞にはくまのきよみさんが務めており、くまのさんは14to1などこれまでも人気アニメソングを手がけてきました。
アヤナギショウタイム、星屑カウントダウンなどはキャラたちの心情や背景を丁寧に捉えてスタミュの世界を華やかにしています。
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