昭和の前半までは、結構エコの時代だったと言われますが、エコと言うより「無い物はある物で埋める」時代だったわけです。
なので現在ではちょっとしたエコと言うか、生活の知恵になるものが幾つかありますので、今回はお茶に関しての小知恵をご紹介です。
茶渋には塩
お茶もそうですがコーヒーや紅茶の渋も、結構茶碗やカップについてしまいます。
漂白系の洗剤で洗うのが、特にたくさん洗う時は、最も手のかからない方法ではあるのですが、危険もあったりします。
なので、手間は少々かかりますが昔のように塩を使ってみては如何でしょう?
荒塩が一番いいのですが、勿論普通の食塩で構いません。ひと摘み取って、軽く塗らした食器の渋を指先でこするだけです。
これで綺麗に渋が取れます、しかも食べられる物で洗っているわけですので、危険もありません。多少洗い残しがあっても次のお茶の時に、「このお茶ちょっと塩気がある?」程度で済みます。
大変に手軽で安全な、漂白の仕方ですね。
お掃除に茶殻はご存知の方は多いでしょうか
電気代節約、もしくはフローリングだから掃除機はいいや、モップか何かで。
そう言うお掃除が増えているようですが、使い捨てのお掃除用モップも大変便利ですが、昔ながらの箒を使う方法での方もいらっしゃるかと思います。
箒で掃除の場合、湿った茶殻を部屋中に撒いて掃くと、埃も立たずしかも掃き終えた場所がしっかりわかるので、大変有効な手段です。
アレルギー持ちのご家族がいらっしゃる場合、この方法が一番埃が立たずしかも埃をしっかりと集められます。
でもお茶は飲まないし、と言う方には新聞紙を使ってみては如何でしょう。
新聞紙を湿らせて小さくちぎって、茶殻と同じように部屋中に撒いてから、箒で掃きます。新聞紙の二次利用にもなりますので、お勧めです。
便利な家電が普及すると共に、昔の小さな生活の知恵は忘れ去られていきますが、それでもしもの時のためにちょっとした昭和の生活の知恵、憶えておくと便利かもしれません。
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