自然の中にはたくさんの香りがあります。
花畑に行ったときや大好きな花の香りをかぐと、「う〜ん、いい香り」と幸せな気分になります。
お花がプレゼントに選ばれる理由も、このあたりにあるのではないでしょうか。
しかし、香りに対抗するものもあることを、私たちは知っています。
それが、人間から発せられる「臭い」ではないでしょうか。
赤ちゃんや若者から発せられる匂いではなく、「加齢臭」と呼ばれる臭いを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
嫌われる加齢臭
現代人は、においには敏感になっています。
以前よりお父さんの洗濯物がやり玉に挙がっていましたが、それは加齢臭と大いに関係していると思われます。
洗濯物を家族と一緒に洗わないほど、嫌われた臭いだったのですね。
今では、口臭に次いで気になるといわれるまでになりました。
男女に見られる、蝋燭・チーズ・古本のような特有の体臭です。
耳の裏を指でこすってみてください。
何とも言えない匂いがするでしょう。
それが加齢臭です。
加齢臭は、頭や胸元、脇、耳の後ろや首、背中などから多く発生してきます。
通勤列車や会議など、人の集まるところでは気になるものです。
犯人はノネナール。40歳を過ぎたころから、男女問わずに発生するようです。
なずけ親は資生堂の研究員さん。「加齢により体臭も変化する」という概念だそうです。
対策はないの?
もちろん、毎日の入浴で身体を清潔にしておくことが第一です。
しかし、普通の石鹸やボディソープで洗っても、加齢臭の臭いはなかなか取れにくいといいます。
香水やコロンで隠そうとしても、体臭とまじって結構迷惑がられます。
今では、ノネナールをとる加齢臭対策の石鹸やボディソープ、シャンプーが販売されています。
そして、体の内からきれいにと、抗酸化物質を配合したサプリメントなども人気のようです。
しかし、「くさい臭いはもとから絶つ」のが必要なように、日々の食生活が大切です。
アルコールや脂肪分の多い食べ物は避け、緑黄色中心の野菜をとるのがベストのようです。
そうなると、日本人が昔から続けてきた「和食」が一番いいということですね。
中高年になると、多く人を意識させてしまう加齢臭!
加齢臭グッズを利用しながらも、やはり「健康的な生活を送る」のが一番の対策と言えますね。
この記事へのコメントはありません。