世の中、日々便利になってきています。逆を言えば、何気に身体を使う機会が減ってきているわけですが、昔は当たり前にやっていたことで結構筋トレになっていたものが、実は幾つかあったのです。
昔の人は足腰が強い、と言われた原因はこんな所から来ていたのかもしれません。
和式トイレの効用
トイレは今や洋式が当たり前、和式トイレは減る一方ですが。
確かに膝とか痛いとき、怪我をしたとき、妊娠中、入院時。
和式トイレは辛いです、様式でしかもシャワー付きトイレはとてもありがたいものです。
がしかし、この和式トイレ昔の人は当たり前だったわけで、これが実はスクワットの一種にもなっていたわけです。加えて「拭く」と言う動作で、ひねり運動にもなるわけです、シャワートイレでは出来ないことですね。
筋トレでスクワットをやっている方はお解かりでしょうが、この和式トイレにしゃがむ立つの繰り返し、1日に何度もやっていたわけで自然なスクワットをしていたわけなのです、昔の人は。
家には洋式しかないという方も、外出時にトイレに行く時和式を利用してみませんか?結構スクワット代わりにもなりますので、お勧めです。
ただし、怪我人や膝を悪くしている人は、ご注意ください。
床から立つ座る
椅子の生活が今や当たり前、床に座るのは炬燵の時だけ、その炬燵も掘り炬燵なので足は楽々。
そんな方も増えていることと思います、正座や胡坐をなさる方は減っていることと思います。
こちらも勿論、膝の故障などのある方は無理はいけませんが、実はこの床からの立ち座りは運動量、馬鹿に出来ないのです。
ただ単に距離だけで見ても、椅子から立つまでと床から立つまでの距離、倍近く違います。という事は、運動量も倍ぐらい違いがあるという事です。
特に昔の肩が正座するときは、背筋を伸ばして座っていましたので、腹筋背筋使用量が段違いだったわけですね。
如何でしょう、古い生活では結構通常の生活でも今より筋トレになっていたという事、お解かりいただけたでしょうか。
足腰が強くすると言うのは、いきなりの運動で頑張るより毎日に積み重ねが大事です、時には昔の生活を再現してみては如何でしょう。
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