日常的にあちこちに発生する汚れに対し、それぞれ適したもので対処していますか?
使うものによっては効果が足りなかったり、過剰だったりする場合があります。
汚れの種類や程度を見て、適切なものを使えば、楽に綺麗になります。
では、それぞれの対処について挙げてみましょう。
ひどい油汚れ
主にギトギトの換気扇やガスレンジ周りの汚れです。
これは当然普通に洗うだけではなかなか落ちず、食器用洗剤程度ではなかなか太刀打ち出来ません。
こういうものにはオレンジ系洗剤が効果的です。
100均でも売られていますが、かなり濃度が薄められているので出来れば600〜800円程度のしっかりしたものを買いましょう。
スプレーで吹きかけると面白いくらいに汚れが落ちます。
うっすらとベタつく程度の油汚れ
たいしたことのない油汚れなら、オレンジ系洗剤を使わないほうがスムーズに済みます。
オレンジ系洗剤は強力である反面、洗剤自体のヌルヌル感を拭うのに手間がかかるので、よほど酷い油汚れでなければ代替できる方法を取ったほうが楽です。
うっすらという程度なら食器用洗剤や石鹸でも十分対応できるのですが、これらもまた拭き取りが面倒なのでここは使用後がサラッと拭き取れるものを使いましょう。
効果で考えて最も適しているのは消毒用アルコールで、イソプロパノールであれば50%含有しているものが500mlでおよそ400円程度で売られています。
コストパフォーマンスで選ぶなら、アルカリ電解水を使うという手もあります。アルコールと比較するとやや効果は薄いですが、それでも十分実用的です。
油汚れというよりはほぼただの脂
少々限定的な話ではありますが、音楽を聴く際にカナル型イヤホンを使っている方は悩まされることのある問題ではないでしょうか。
耳に入れるシリコン部分に自身の脂がついてテカっており、耳に入れると嫌な音を立てるということがあります。
こういうものを拭い去るには、無水アルコールが最適です。
無水アルコールとは、水がほぼ入っていない純粋なアルコールで、ややお高いですが薬局などで500mlを1500円くらいで購入できます。
イヤホンも一応機械のため水を嫌うので、その意味でも適していますし、さらに単純に脂を取るという性質では水が含まれている消毒用アルコールと比べると段違いです。
実は油汚れじゃなかった場合
一見ベタベタしているので油汚れだと思い込んでアルコールで拭こうとすると、妙に汚れが頑固な場合があります。
そんなときは意地になってゴシゴシやらず、水拭きしてみましょう。
思いのほかあっけなく拭き取れたりします。
単純にすごくしつこい油汚れかと思ったら実はこのパターンだったということが意外とあるのです。
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