めんつゆと言えばそばやそうめんなど主に麺類に使うことを想像するでしょう。また冷たい麺類の料理に使うことから夏場以外にほとんど使わない人も多いと思います。そもそもめんつゆは魚介系の出汁と醤油などで造られる調味料のひとつです。ただの醤油ではなく魚介系の出汁が入っておりまたあっさりとした味わいですから数多くの料理に活用することができるのです。どんな料理に使えるのか庶民的な料理への活用をいくつかあげてみます。
代表的な庶民料理と言える卵ごはん
誰もがよくやる卵ごはん。卵をそのままのせて食べる人もいれば、醤油をかけて食べる人もいます。しかし、醤油ではなくめんつゆを活用すれば深い味わいになるのです。まず卵を別の皿に割りその上からめんつゆとごま油をかけます。そして卵ごとかき混ぜてごはんにかけるだけ。ずいぶんシンプルですがあっさりとしていていながらコクもある味わいで、ほのかに香るごま油が味を引き立てます。それぞれの調味料の量はお好みの量で。
ほうれん草のお浸し
ほとんどの人は醤油を使うことでしょう。醤油だけでは物足りないと感じたらめんつゆを活用すると新たな発見になります。湯がいたほうれん草の水気を絞り醤油とめんつゆを5:5でかけます。あとはほんの少し強めにほうれん草を絞って余分な醤油とめんつゆを取り除きます。これだけであとは何も味付けせずに食べるとこれもあっさりとコクもあるほうれん草のお浸しが完成します。
冬もめんつゆ。あったかい鍋の出汁として
冬になるとあったかい鍋を食べたくなり、スーパーなどで鍋用の出汁を買う人もいるでしょう。でもめんつゆだけでも十分美味しい鍋はできます。商品にもよりますがめんつゆ1に対して水4の割合で希釈してください。それを鍋にはってあとは豆腐や白菜などを入れてお肉は鶏肉のつみれやもも肉がいいでしょう。それだけで寒い冬にほっこりした気分になるあっさり鍋が味わえます。また鍋用の出汁より塩分も控えめで食べれる効果もあります。
めんつゆでも十分に美味しいのですができれば追いがつおのつゆのように2回出汁をとったものをおススメします。
たかがめんつゆ、されどめんつゆです。このほかにも考えればめんつゆの活用方法はいくらでも思いつけるすばらしい調味料のひとつなのです。
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