現在ヨーロッパではシリアやイラクの紛争によって住む場所を失ったまたは危ぶまれた人たちが難民となってヨーロッパに押し寄せているということが大きな問題となっています。海ではあまりにも大勢の人が小さな船に乗って逃げようとしたため転覆し、多くの人たちも犠牲になっています。そんな世界的なこの問題に対して他国の反応を比べてみたいと思います。
世界の反応
難民受け入れに対し最も賛同し力を入れているのはドイツです。メルケル首相を筆頭にできるだけ多くの難民を受け入れようと今国を上げてこの問題に取り組んでいます。人々がいずれ国の力になるという考えがあるようです。受け入れ後のサポートもしっかりしているようで、SNSなどの口コミでうわさが広まり多くの難民はドイツを目指しています。トルコ、ブルガリアなど他にも多くの国が難民を受け入れていますが、それでもドイツの信頼度は強く国を越えてまでも今もなお難民はドイツへ行く手段を探しています。
一方オーストラリアはヨーロッパから離れていてもこの問題について早くから深く取り組み、議論を重ね、1万2000人の難民を受け入れる考えを決めました。
今までも数々の難民を受け入れており、オーストラリアは国全体が困った人たちを助ける姿勢を持っており、正義感の強い国だと感じます。
日本の反応
一方日本はというと、ニュースでは大きく取り上げられ、メディアが現地に出向き、行き場のなくなった難民があふれかえっている様子を報道していますが、全く持って国の問題として取り上げられません。見て見ぬふりとはこのことです。どうしてこのような違いがでてしまうのでしょうか?
確かに日本経済は安定しているとはいえないし、受け入れれは国の負担はかなり増えます。ですがそれはどの国も同じだと思います。国の面積も少ないから受け入れる場所がないということでしょうか、日本の伝統や安全を守りたいからでしょうか?でもたとえ少ない人数しか助けられないとしても、少しでも助ける努力は必要だと思います。
日本の中だけの問題ばかりに目がいき、他国に起きていることに関心が薄れてしまうのはとても悲しいことだと思います。
日本はアメリカだけでなく、もっと他国への関心をむけて積極的に協力していくべきだと思います。自分たちの利益ばかり考えていてはいつか世界に取り残されてしまうでしょう。早くそのことに気づいて日本がもっともっと世界に貢献してほしいです。
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