普段、自炊をしている方は、圧力鍋をお持ちの方も多いと思います。でも、実際に使っているのは角煮を作るときだけ、などと限られたメニューのときしか使っていないのではないでしょうか。角煮のような特別メニューだけでなく、普通のメニューにも活用してみましょう。きっと、手放せなくなると思いますよ。
根菜を一度に蒸す。
蒸し料理だなんておしゃれなものを提案しているわけではありません。お味噌汁にも野菜炒めにも煮物にも、当然のように入っている野菜たちを、一回の調理だけで火を通しておくと、後はきるだけ混ぜるだけ、ソースをかけるだけ、等とても簡単になります。小さなお子さんのいる方には、離乳食作りに活きるだけでなく、台所に立つ時間を短縮できるので、とても役立つと思います。筆者はジャガイモ、ニンジン、カボチャ、たまねぎ、ごぼうなど、グツグツコトコトしなくちゃいけない野菜たちを一気に蒸して数日冷蔵庫に入れておきます。作りたいメニューが決まったら、合う形に切ればOK。離乳食中期用に蒸すなら加圧4分、離乳食後期以降でしたら3分弱の加圧の後、自然放置で大丈夫です。
忙しいときこそ出番です。
子供たちとお風呂に入ったらすぐ出来立てご飯を食べたい!という時にうってつけの調理、それが圧力鍋だと思います。ポイントは圧力鍋に付属の蒸し皿を使って、一度に二段調理をすることです。蒸すためには、なべ底に水分をある程度入れる必要があると思いますが、これをスープにしちゃうんです。乾燥ワカメとたまねぎやニンジンとコンソメのキューブを入れて、蒸し皿の段には、ささみや鮭などをポンと置いてみましょう。そして3分くらい加圧して、放置します。放置している間にお風呂へ入れば、加圧ピンが落ちる頃にはお風呂も済ませて、ちょうどご飯の時間になると思います。子育て中の方に限らず、疲れているときほど早くお風呂に入ってさっぱりしたい、でも早くご飯も食べたいと思っている方にオススメです。
じっくりコトコトしなくていいし、加圧時間がすめばガスも止めることができるので、節約になると思います。圧力鍋が棚の奥で眠っている方、ぜひ挑戦してみて下さい。
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