日本人の塩分摂取量ってどれくらいかご存じですか?
成人男性の場合、1日に8g以下、成人女性の場合には1日7g以下が望ましいと言われています。
しかし実際には10g以上摂取をしている場合が多いです。
塩分の過剰摂取は健康にも影響します。
減塩だけど美味しくするコツを伝授します。
出汁を使ってみる
塩分は調理の際に結構使ってしまうものです。
またファストフードにも多く含まれていたり、市販のスナック菓子にも多く含まれています。
少量すぎると味も感じることができなくなってしまったり、美味しいと思えないものになります。
適度な塩分はとても大事なのですが、過剰摂取になりがちというのも事実です。
そこで塩分量を控え、出汁を活用してみるとよいです。
出汁にも様々な種類のものがあります。
特にカツオ節やニボシなどの魚介系の出汁というのは、旨味成分も豊富に含まれているので、塩分を控えても十分な味付けになります。
例えば味噌汁も味噌の量を減らし、出汁を濃いめにしてみると、塩分量も減らすことができますし、具材の味もしっかり感じることができます。
味噌汁をはじめ、スープ系のものであれば、出汁がよく出る具材を使って、塩分を抑えることも可能です。
最近話題の塩レモン
しかしどんなものでも出汁を使うことが出来るわけではありません。
もう1つ塩分を減らしながら美味しく調理をする方法があります。
それが最近話題になっている、塩レモンの活用です。
塩レモンはその名の通り、レモンを塩漬けにしたものです。
塩漬けだから塩分が高くなるのでは?と思われるかもしれません。
塩レモンは塩とレモンを発酵させた、発酵食品です。
酵素も多く含まれており、使うことによって肉は柔らかく、魚は臭みが取れるというメリットがあります。
また発酵をしているので、塩分もまろやかになります。
少量を使うだけで十分味わいが深くなるので、塩分を減らすことが可能です。
無農薬レモンがあれば自作をすることもできますが、最近では市販もされているので、入手もしやすいです。
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