ここ最近、話題を集めるでも団体「SEALDs」はStudents Emergency Action for Liberal Democracy – sを略した名前で、国や現在の政治に対して自由と民主主義に基ずく政治を求める活動をしており、主に学生や10代から20代の若者を中心にデモ活動などを行っています。
デモなどの主張の仕方にラップを取り入れるなどで注目を浴びている彼らの主張とはいったいどんなことなのでしょうか。
立憲主義の主張
憲法に基づいた政治や制度づくりを行う考え方を意味しますがSEALDsの主張は今の政権にはこの立憲主義が成り立っていないことを強調しています。
具体的には特定秘密保護法の強行採決と憲法の解釈という手段で集団的自衛権の行使容認を取り上げています。
強行採決ができるようでは民意はどうなるのか。解釈という形で憲法に反しそうな法案をつくって良いのか。と言ったところでしょう。
戦争反対と呼びかけるシーンが目立つほどですのでこのあたりの主張はかなり強いようです。
ニュース映像だけでは意外と知られていないほかの主張
このほかにも様々な主張があります。格差社会と言われる現状から公平性を求めるような主張や、外交や安全保障には平和的な行動を求めており、協調路線を歩むことにより日本の安全が実現する考え方を持っています。
これらの主張により現政権や与党に反対意見をしていて、リベラルつまり自由主義である野党勢力の結集の必要性を訴えています。
特定の野党政党を支持する事はないとしながらも野党議員やリベラル派と言われる学者の参加もある活動を行っています。
SEALDsの活動に対する意見
若者らしい活発的な行動力や同じ意見を持った人々が賛同し参加者数が急激に増える一方で、ラップでデモ活動をやるのを見て真面目に訴えているのかと思う人もいます。また立憲主義の主張において改憲成立をすれば問題はないのかということには明確に示しておらず、あいまいな部分があり指摘もされています。
人それぞれに考え方がある中、SEALDsの主張がどこまで浸透するのか注目が集まっています。
この記事へのコメントはありません。