全国各地に「焼きうどん」と言うメニューがあるのをご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
単純に例えると「焼きそば」の麺が「うどん」に変わったもの・・・と言えばイメージが付き易いでしょう。
また手軽でボリュームもそこそこ、食べ応えもあります。また「焼きそば」に比べて、色んなアイディアでアレンジされる方も多い様なので、
アレンジ次第で「焼きうどん」を更に美味しく、楽しめる方法をご紹介します。
焼きうどんの良さ
焼きうどんと聞いても、それ程特殊なメニューではないので、あまりあれこれ考える方は少ないでしょう。
また焼きうどんは地方によっては「ソース味」の所もある様ですが、発祥と言われる北九州・小倉の焼きうどんは「醤油味」なんです。
勿論「醤油味」でなければダメと言う事ではありません。焼きうどんに限らず、どんなメニューでもそうでしょうが、比較的どんな味でも合います。
もし失敗しても無茶さえしてなければ味の調整もやり易いです。故にお好みに合わせて味、具材をアレンジし易い所が「焼きうどん」の良さでもあるのです。
使う具材と味付け
では、アレンジ次第と言っても世の中には山程の食材があります。出来れば安価で済ませられるに越した事はありません。
そこでオススメの味付けと具材を幾つか挙げてみます。
先ず基本は「野菜炒め」がベースなので、角切りにしたキャベツ、輪切りにした玉葱と豚のコマ切れ肉、細く切った蒲鉾が基本です。
具材は一見、長崎ちゃんぽんに似ているかもしれません。これを塩コショウで軽く炒め、うどんの麺を投入します。
ここで市販のカツオ出汁醤油を少々、普通の醤油を少々、出汁3に対して醤油1位で、うどんが薄っすらと醤油色になる位に良く絡ませます。
先の野菜がシットリする程度まで全体を炒めればOKです。これでベースは完成です。
最後の締めが大切
炒めた焼きうどんを冷めない内に手早く皿に移します。
そのままだと単なる焼きうどんですが、やはり最後の飾りつけが見映えや味を盛り上げてくれます。
焼きうどんが熱い内に「カツオ節」をやや多めにまぶしますと、熱で揺らめく「カツオ節」が食欲をそそってくれます。
もし「ふりかけ」があれば最後の締めに少しまぶすと見映えもより引き立ちますし、味に少しアクセントが付けられます。
少し辛い方が良ければ一味唐辛子を軽く振ってみても良いかもしれません。
まとめ
この様な形で、具材の調理に手間も要らず、うどんの外観、ボリュームだけでもお腹いっぱいになりそうな感覚になる事でしょう。
あくまでオススメの基本をご紹介しましたが、味は「ソース」でも良く、具材はシーフードを入れるのも良いし、キクラゲ等も食感が良くなるのでオススメです。
色々とアイディア次第でグレードアップ出来ます。勿論食材を安く抑えて、うどんを味付けして炒めるだけでも良さそうです。
これは参考ですが、中には薄いお好み焼きを2枚作り、焼きうどんをそれに挟んで、お好み焼きの様に食べるメニューもある様です。
他にも玉子を落として目玉焼きを載せた「月見焼きうどん」様にするのも良いでしょう。
そんなアイディア次第で無限に楽しめる、オリジナル「焼きうどん」を是非一度作ってみられては如何でしょうか?
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