あなたの職場のパソコン、デスクトップ画面にびっしりファイルのアイコンが並んでしまっていませんか? あまりにもたくさんの書類や画像をデスクトップに保存してしまうと、その中から目当てのファイルを探すのが大変になるだけでなく、データの重さでパソコンの動作が遅くなってしまいます。
ついついデスクトップに並べてしまいがちな毎日のファイルを、すっきり整理して保存する方法をご説明しましょう。
「とりあえず」フォルダを作ろう!
なんでもかんでもデスクトップに保存してしまうのは、後でそのファイルを使おうとしたとき、そのファイルをどこにしまったかわらかなくなってイライラしてしまうから。とりあえずデスクトップに保存しておけば行方不明になることはない……そうではありませんか?
毎日仕事で扱うパソコン上のファイルは本当に数が多く、しかも内容もさまざまです。それをその場で内容ごとにパッパッと分類していこうとする方がムリなのです。
だからとりあえず、その名の通り「とりあえず」フォルダをドキュメント内に作成し、その日作ったファイルや受け取ったファイルは全部そこに突っ込んでおきましょう。
そして必要があれば、その「とりあえず」フォルダを開ければいいのです。そこには、いままでのデスクトップと同じ状態で保存されたファイルが並んでいるわけです。
ドキュメント内にフォルダを作っておけば、デスクトップに負担がかからずパソコンの動作が遅くなることもありません。
フォルダは内容ではなく日付で分けよう!
そしてその「とりあえず」フォルダも、使っているうちにどんどん中身が増えていきます。そこに溜まったファイルを整理しようとしたとき、ファイルの内容ごとに分けようとするから、また悩むのです。
ファイルは内容ではなく、使用した日付で分類して保存すればいいのです。
「とりあえず」フォルダも、「とりあえず○月△日」といった感じで、毎日作っていってもかまいません。そしてそのフォルダがたまってきたら、「とりあえず◇年○月」と月ごとにまたフォルダを作ってそこに溜めていけばいいのです。
日付でフォルダをまとめておけば、保存済みのファイルを探すときもいつ使ったファイルだっけと思い出すだけで、すぐ探し出せます。
いつ使ったファイルだったか、くらいは自分で記憶しましょう。何日前のどの会議で使ったどういう内容の書類なのか、と考えるクセをつければ、仕事の流れや内容そのものをよりよく理解するのにも役立ちます。
デスクトップがスッキリすれば周囲にも好印象!
なんでもかんでもパソコンのデスクトップに並べていると、その画面を見ただけで「コイツは整理がヘタなんだな」という印象を周りに与えかねません。
パソコンの画面もすっきりとしていて、その上「あの書類はどうした?」と訊かれてもすぐにさっとパソコンからプリントアウトできる……そうなれば「コイツはデキる!」と周囲の評価も高まるというものです。
ほんのちょっとしたことのようですが、ぜひあなたも実行してみてください。
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