最近の羽生結弦選手の大活躍で、男子フィギュアスケートに魅せられたという人も多いのではないでしょうか。日本のフィギュアスケートはすごいのですよ。羽生くんの次の世代の選手も、次々と育っているのです。
そんな男子フィギュアスケートの新しい世代の選手をご紹介します。
宇野昌磨
昌磨くんについては、すでに昨シーズンからシニアの大会に出場しているので知っている、という人も多いかもしれませんね。1997年12月17日生まれの、小柄でちょっとダンゴ鼻がご愛嬌のすっごく可愛い系ルックスの選手です。
でも、そのスケーティングにはなんとも言えない色気があるのです。落ち着いてしっとりした表現力があり、ステップで魅せる演出は、すでに引退した高橋大輔さんを彷彿とさせます。昌磨くん自身も、憧れのスケーターに高橋大輔さんを挙げているほど。
また、昨シーズンは公式戦で初めて4回転ジャンプを成功させ、技術面でもめきめきと成長している最中です。
それにこの昌磨くん、5歳のときに遊びに行ったスケートリンクで、あの浅田真央ちゃんに「上手だね!」と声をかけられたことでフィギュアを始めたという逸話の持ち主なのです。それだけでもう「持ってる」感もバッチリですよね。これからシニアの大会でも大活躍間違いなしです。
山本草太
草太くんもぼちぼちシニアの大会にも出始めているので、知っている人はすでに知っている存在です。2000年1月10日生まれで、こちらはすらーっと手足が長く顔も小さめというとっても見映えのするルックスの持ち主です。
昌磨くんが高橋大輔系なら、この草太くんは間違いなく羽生結弦系です。長い手足をとても上手に使い、本当に上品なスケーティングをします。
いや、出身が大阪府岸和田市なので、おそらく中身はコッテコテの関西人だと思われますが。もしかしたら織田信成路線もいけるかも? 現在は活動拠点を名古屋市に移しています。
草太くんが今後シニアで成績を残していくためには、なによりまず公式戦で4回転ジャンプを成功させることでしょう。練習ではすでに何度も4回転を決めているようなので、その精度を高めていくことが今シーズンの課題です。
男子フィギュアではすでに標準となっている4回転をコンスタントに決められるようになれば、シニアでも一気に上位に出てくる可能性大、要チェックの次世代スケーターです。
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