スマートフォンやタブレットの普及は急速に進んでいますが、結局利用はインターネットのホームページの閲覧か、音楽を聴く、ゲームをするなどにとどまっている人が非常に多く、その機能の本当に便利な部分を知らない人が非常に多いのです。しかし、スマートフォンやタブレットは本当の活用方法を少し知っているだけで、格段に生活に密着した便利な使い方をすることが出来ます。
その中でも比較的簡単に利用できるものをご紹介いたします。
パソコンの周辺機器を利用する
スマートフォンやタブレットは基本的な操作は全てタッチパネルで行うことが出来ます。そのため、外出先でも非常に様々な機能を利用することができ、画面上の操作パネルを変化させることで、利用シーンに合わせてアプリを起動させることが出来ます。
しかし、実際に仕事で利用したり、自宅で文章を書くなどの作業を行う場合はタッチパネルだと非効率な場合があります。一番分かりやすいのがオフィスソフトです、最近ではスマートフォン向けに無料でダウンロードすることも出来るようになりましたが、表計算ソフトなどはタッチパネルでの操作は非常に困難です。
しかし、実はスマートフォンやタブレットでも外付けキーボードや、マウスを利用することが可能です。ブルートゥースを使用した無線方式とUSBを利用した有線方式がありますが、基本的に両方利用できる端末が多いのです。これらを利用することで、パソコンに近い操作が可能となり、ビジネスシーンにも活用の幅が広がります。
大画面に映し出す機能
いくらキーボードやマウスを接続しても、画面が小さければ作業をするのに不便だと感じる人も少なくないはずです。しかし、最近発売されているスマートフォンの多くはテレビ画面やパソコンのディスプレイに表示させることが出来ます。
方式はMHLやHDMIなどの優先とミラーリングと言われるWi-Fiの電波を利用する方法が主流です。これにより32インチや50インチなどのテレビに接続して大きな画面で作業をすることが出来ます。
もちろん、ダウンロードした映画等も、テレビに映すことが出来るため、DVDプレーヤなどで再生したときと同じような臨場感で動画を楽しむことが可能です。
周辺機器をフル活用することで他に何もいらなくなる
ご紹介した周辺機器はほんの一部です。実は、スマートフォンやタブレットの種類によって同時に接続できる周辺機器の数があらかじめ決まっている場合がありますので、自分が利用している端末のスペックを事前に調べておくことが重要ですが、仮に同時接続が可能な機種であれば、以下のようなこともできるということになります。
まず、マウスとキーボードを接続し、ミラーリングによってその画面をテレビに映し出します。そして、ブルートゥースのイヤフォンを接続し、電話機能を依存させます。もし電話がかかってきた場合は、イヤフォンのボタンを押すだけで通話が開始されます。一時的に着信画面に変化することはありますが、作業を行いながら通話することが出来ます。
そして、同時にオーディオ機能をブルートゥースのスピーカーなどに接続すれば、音楽を流すことも可能です。ちなみにミラーリングをしているので、テレビのスピーカーやテレビに接続しているスピーカーから音楽を流すことも可能です。
これらの接続により、パソコンに近い機能が得られます。
実際には、バッテリーの消耗や、発熱の原因となるため、ある程度スペックが高い機種を利用して、本体に負担のかからない程度に行わなければどこかの段階でシャットダウンやフリーズが発生するかもしれませんが、現在発売されているオクタコア搭載のハイスペックなスマートフォンや今後発売されるであろう更に高機能なモデルであれば、これらのような操作をしても余裕で作動してくれることが期待できます。
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